ドローンを飛ばしていい場所
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みなさんこんにちは。ドローン情報局安藤です。
2016年はドローン元年と呼ばれ、日々ドローンに対する注目が高まっています。
でも一般的にドローンって危険なイメージがあったり、これからドローンを使ってみようって人にはいろいろハードルが高いんですよね。
どんなドローンを買うか。
いくらぐらいのものを買うか。
どうつかうか。
どこで飛ばすかなどなど、、
本日はドローンを飛ばすうえで最も大事なドローンを飛ばす場所について解説します。
□もくじ
- はじめに
- 200グラムの壁
- 人口密度
- 30m離れよう
- 見える範囲で飛ばそう
- 重要な建物に気を付けよう
- 飛ばす時間帯
- 物を運ぶ、落下させちゃダメ
- 他にもいろんなことに気を付けよう
- 気兼ねなくドローンを飛ばせる場所
はじめに
2017年現在、日本でドローンを飛ばせる場所ははっきり言ってほとんどありません。
都心部ならなおさら。
最近はドローン専用の飛行場も少しできてきましたが、まだまだ一般的とは言えません。
去年話題にもなったドローン少年は、人のいる場所でドローンを飛ばして落下させてしまったりしてニュースになりました(ドローンを落下させたことより態度が問題でしたが)。
一般の人がドローンを扱ううえで危険や注意すべき点がたくさんあるのも事実なので、法律の面でも人にぶつかってけがをさせてしまうなどの危険回避の面でも、ドローンを飛ばす場所は慎重に探さなくてはいけません。
まずはしっかりとドローンは危険なものであるという認識を持って、楽しくドローンが使えるように正しい知識と考えを持ちましょう。
200グラムの壁
日本でドローンを飛ばすにあたって一つの大きな壁がドローンの重量が200グラム以上か、200グラム以下かが重要なポイントになってきます。
日本の法律で200グラム以上のドローンを飛ばすのには必ず市区町村の許可が必要となってきます。
航空法っていう飛行機などものを飛ばす法律が関わってきてしまうんです。
その申請はとても大変なので一般の人が遊びや趣味の範囲でドローンを飛すならまずは200グラム未満のドローンをおすすめします。
いきなり200g以上のドローンは買ってもどのみち外で飛ばせないですからね。
勝手に飛ばすと捕まります。
200グラム以下のドローンであれば許可されている場所なら飛ばしてもオッケーです。
この200g以下のドローンはトイドローンと呼ばれ、おもちゃに近い感じです。
値段も1万円以下のものから5万円ぐらいと色々ありますが、初めてなら壊したときや失くしたときのことを考えて1万円以下のものがいいと思います。
自分もHOLY STONEというおもちゃメーカーのドローンが初めてのドローンでした。
人口密度
200グラム以下のドローンならどこでも飛ばしていいわけではなく、ドローンは人がたくさん住んでるところでは飛ばしてはいけません。
どのぐらいたくさんかと言うと、こちらの国土地理院のサイトで確認できます。
ここで赤くなってる部分では絶対飛ばしてはいけません。
関東だと駅周辺はほぼダメですね。
自分が飛ばそうと思った場所はまずここで確認をしておきましょう。
30m離れよう
200グラム以下のドローンを国土地理院の地図で赤くなければ飛ばしてもオッケーかというとこれでもまだダメです。
30m以内に人がいる場合やモノがある場合は飛ばしてはいけません。
例えば、公園で飛ばす場合(そもそもダメな公園が多いけど)。
ドローンを飛ばそうとしてるときに30m以内に誰かいたら飛ばしちゃ駄目です。
30mって結構広いですよね。
たぶん町中にある公園で人から30m以上離れるなんて至難の業。
他に誰かいたら飛ばしてはいけません。
そして公園の周辺には民家もあるし、電柱や電線もあるでしょう。
こういったものからも30メートル以上離れる必要があります。
ってことはかなりの広さの場所じゃないとドローンを飛ばしちゃいけないってことになりますね。
サッカーのフィールドはゴール側の長さが45m、ゴールから反対ゴールまでの長さが90mぐらいああるので、サッカーのフィールドの半分ぐらいの広さで誰もいなくて何にもなければドローンを広ければ飛ばすことができます。
ただし、上空150m以上にドローンを飛ばしちゃ駄目です。
200グラム以下のトイドローンだと捜査範囲が50~100mぐらいなのでそこまで飛ぶことはないと思いますが。
見える範囲で飛ばそう
最近のドローンのほとんどはカメラが付いています。
コントローラーからドローンのカメラからの映像を見れるものや、スマホの画面でカメラの映像を見れるものがあって、空からの映像は今まで見ることができなかった映像なので非常におもしろいです。
ですが、ドローン本体が自分の目で見えない範囲まで飛ばしてはいけません。
ちゃんと自分の目で確認できる範囲でドローンを飛ばしましょう。
特に1万円ぐらいのトイドローンの場合、大きさも手のひらサイズなので20~30mも飛ばすと見えにくくなってしまいます。
例えスマホの画面からドローンがどこを飛んでいるかわかるとしても、しっかりと見える範囲で飛ばさなくてはいけません。
重要な建物に気を付けよう
30m離れるとか、目で見える範囲とか、現時点で飛ばせるところはかなり絞られてますが、これに該当しても駄目な場所があります。
例えば空港周辺。
空港の周りって高い建物がないし、人口密度も高くないし、だだっ広い空き地がよくあるので一見大丈夫そうですが、空港付近はそもそもダメです。空港から最低10km離れてください。
他にも神社やお寺などの文化遺産なども広い場所があると大丈夫そうな気がしますが、これもダメなので気を付けましょう。
飛ばす時間帯
場所以外にもいくつか制約があります。
ドローンを飛ばしていい時間帯は太陽が昇ってる間、つまり日の出から日没までの間です。
まあ明け方とか夕方は目視もしずらくなるので、そもそも飛ばさないとは思いますが、照明がたくさんあって明るくても夜間は飛ばしてはいけません。
物を運ぶ、落下させちゃダメ
アメリカではAmazonがドローンを使って商品の配達を行っている地域もあるそうですが、日本ではまだ禁止されています。
日本は狭いしね。
ドローンを輸送手段として使ったり、何かを落下させてはいけません。
まあ一般の人がやることはないかと思いますが、いたずらでそういうことしたら逮捕だよ。
他にもいろんなことに気を付けよう
以上の7つの条件をクリアすればドローンを飛ばすことができます。
でもこれ以外にもいろいろ気にしなくちゃいけないことがたくさんあります。
例えば自宅や自分の所有の敷地内ならドローンを飛ばすことができます。
敷地周辺に何にもないし誰もいなければドローンを飛ばせますが、やっぱり日本は狭いので電線・電柱があります。
自宅の敷地内であってもすぐわきの道路に電柱があったら駄目ですね。
ああ、ドローン飛ばすために広大な家に住みたい。
他にもプライバシーの侵害にも気を付けてください。
ドローンのカメラで空から撮影した様子をYouTubeとかにアップロードする際に、動画にその辺を歩いてる人が写ってたらもちろんダメです。
直接その人の顔が映っていなくても人の家が写ってるとかでもダメな場合もあります。結構YouTubeを見てるとアウトな動画よく見ますけどね。
ドローンを飛ばしてる方は楽しくてしかたがないので気になりませんが、周りの人からするとドローンが飛んでることや、ドローンの音も気になります。
公園で遊んでたらドローンが上空を飛んでたら気になって遊びにくいですよね。
いつ墜落してくるんじゃないかと気が気じゃありません。
先日、バラがきれいな公園に家族で行ってきたんですが、その時に年配の夫婦がバラの写真を撮っていました。
しかし、背後をドローンがずっと飛んでいて非常に怖そうでした。
一般の人からするろまだまだドローンは見慣れないものですし、ドローン少年のことから墜落の危険があると考えてます。
実際操作ミスや故障で墜落してしまうことも多々あります。
あのドローン特有の音もちょっと怖いですよね。
もし自分がドローンを飛ばしてる近くでビデオ撮影をしてる人がいたら、ビデオに音も入っちゃうので非常に不愉快です。
ドローンを飛ばすなら一般の人たちがドローンに対してどんなイメージを持っているかしっかりと理解しモラルやマナーもしっかりと気を付けて飛ばしましょう。
気兼ねなくドローンを飛ばせる場所
最後にこういう法律などを気にせずドローンを飛ばせるドローンの飛行場の場所を紹介しておきましょう。
【東京】
ライオンズファシリティ(墨田区)
東京23区内初ドローン練習場 | LIONS FACILITY(ライオンズファシリティ) | DJI日本正規代理店
【埼玉】
アクロプラス(さいたま市岩槻区)
ドローン専用屋内飛行場 Acro+[アクロプラス]|板橋商店 RC事業部/研修・操縦訓練・夜間飛行・特殊環境でのフライト訓練/LED約18,000発を使用した本格的FPVレース場
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